東芝 住宅用太陽光システム部材、設計・構造の欠陥について

雪害修理の際、その当時はベストを尽くしたと思って満足していた。
軒側の縦桟の数を増やし太陽光パネル固定点も増え、積雪の重量分散も以前よりできているので完璧だと思っていた。

太陽光パネルの中央部にも縦桟を追加したことで、雪害で大きく歪んだ太陽光パネル枠の弱かった中央部分の補強ができた。
太陽光パネルの淵(隣り合わせ部分も含む)に縦桟を追加したことで重量分散と軒カバーの両端固定もできている。

除雪の画像を見て気付いてしまった。
重量を支える点(屋根と架台の接続部分)が太陽光パネル下端より数十センチ棟側にある。
積雪の重量を受け止めるならば太陽光パネル下端で支えるべきではないのか。

破損画像を見直しても重量がかかって歪んだ部分と屋根との接点がずれている為、てこの原理も働いているのがわかる。
設計上の欠陥を見過ごしていた。
積雪地域なので積雪に耐える為のあらゆる対策を講じてきたつもりだったが甘かった。

メーカー指定の工法が欠陥だらけだったのである。
縦桟の軒側の固定位置(屋根の固定金具)が軒側目一杯の位置だったらてこの原理が働きにくくなる。
縦桟の中空構造に補強(筋交いなど)が入っていたらあのような歪みが生じることはなかった。
簡単に変形してしまう構造と設置方法によって太陽光パネルに余計な負荷がかかり、耐えかねて枠が変形し、それによってガラスが破損した。
メーカー指定の工法なのにメーカー保障が受けられなかったが、あの雪害は積雪以上にメーカーの責任が大きいと思う。


雪害修理の際、最初からの固定部分は屋根に穴が空いているので移動は安易に出来ないが、追加した分だけでも軒側固定金具位置を太陽光パネル下端にするべきだった。
追加分は屋根に穴は空けていないが、ブチルシートが強力で簡単に剥がせない。
太陽光パネルを外して高さ合わせからやり直す手間を考えるとやり直しもしたくない。
あの時は早く復旧したい焦りもあったので、ベストを尽くしたつもりだったが肝心な部分を見逃していた。

縦桟の空洞部分の歪みは万力で修正、押しつぶされた溝部分はマイナスドライバーで引き上げて戻しただけで終わってしまったが、次回重量がかかっても歪まないように物をかませて補強しておくべきだった。

簡単にやり直せないので後悔が残る。

加重分散のみで耐えてくれることを願うばかりだ。

画像での解説がないとわかりずらいと思いますので、近いうちに画像を上げたいと思います。

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