雪害による破損の修理完了

部材の調達



ダミー部分に取り付ける太陽光パネルを探しながら土台の延長なども検討していたが、なかなかいいサイズのパネルが見つからずにいた。

ただサイズが大きいだけなら無理やり取り付けても横幅がダミー部分だけはみ出す状態になるだけなので妥協できる。

しかしパネル枠の高さが現状の○芝のものより低いのばかりでパネル押さえ金具がそのまま使えないばかりでなく、そのパネル用の押さえ金具で固定できたとしても段差が生まれ本来の目的である積雪の自然落下も狙えなくなり雪おろしの効率を下げる形状になってしまう。

なので○芝太陽光パネルかシ○ープの単結晶パネル(ある年度から米 サンパワーのパネルを採用している)、もしくは輸入元のサンパワーの太陽光パネルを探していた。

単品でオークション出品されていた履歴が確認できるが、なかなかいい値段まで競りあがっている。(新品よりは安いが中古としては高い。)

大手家電量販店での展示品(実際発電するどうかもわからないとの説明文)もダミーだから発電しなくてもサイズが同じだからいいので欲しかったが、競り負けた。

そんなこんなで時間ばかり過ぎてしまっているので最悪ダミー部分は来年でもいいくらいのつもりで現状のダミーパネルを破損したパネルと入れ替えることにした。

△△株式会社の営業担当に連絡を入れ必要最小限の部材だけ注文した。

直送すると送料がかかるとのことだったので、相談したら工事会社(現在は△△株式会社の工事部門(新設)にそのままほぼ全員が転職(転社)した状態)で同じ地域(市レベル、町レベルではない)の現場へ向かう際、持って来てもらえるということになりその現場へ引き取りに行った。



修理作業(分解偏)



工賃で新品パネル3枚買える価格だったので自分で交換することにした。

まず破損パネルのつながっている系統の通電を遮断する。(接続箱のスイッチをオフにする。昼間発電中だと何かあった時に嫌なので夜間発電していない時にスイッチをオフにした。)

破損パネル周辺の間カバーを外す。

破損パネル周辺の固定金具を緩め、金具をずらしてパネルをフリーにする。

フリーになったパネルを少し持ち上げ配線を固定している針金(本来ならばビニールバインド線)を切って配線もフリーにしてからコネクターを外す。

これでパネルがフリーになるので下ろす。

下側(軒側)から組んでいっているので外す作業も上からなら楽だが下からだと少し困難だ。(上側(棟側)ダミーパネルを外す作業は楽だった。)

縦桟(縦ラック)の上から押されて変形した垂直面を万力で加減しながら挟みこんで修正する。

パネル固定金具のネジがスライドする溝の部分のゆがみをペンチで起こして修正する。

外した固定金具の変形を万力で挟んでペンチとハンマーで修正する。

ゆがんだ間カバーはゆがんだ部分を太ももに当て両手で加減しながら押して修正する。

パネルのサイドカバーや縦桟(縦ラック)の蓋のようなカバーは手で修正する。(ゆがみが大きいものは万力やペンチやハンマーを使う。)

上部のダミーパネルを取り外す。(カバー類・金具類の取り外し後。)

上部で外したカバー類は痛みが無いので下部で積極的に使用し、下部の修正した部材を上部で再利用する。





今までより耐加重を上げる為の改善策



縦桟(縦ラック)の数を増やして加重分散する。(パネル全部外して全部にやるほどではないので、軒側一番下の列すべてに行う。)

具体的には現状2本の縦桟(縦ラック)で支えていたものを3本(パネルの破損していない部分)、もしくは4本(パネルが破損した部分)にする。

仮に並べてみてバランス良く加重が分散するような配置を決める。

パネルの淵も加重をかけたくないので、破損した部分を中心にパネルが隣り合わせになっている部分にも縦桟を設置する。

○芝の積雪仕様XXXセンチ以上は3本とか決まっているのかどうが忘れたが、当地域の垂直積雪量で定める本数は2本なのでかなりの耐加重増強仕様にすることが出来る。(パ○ソニックのカタログ・パンフレットでXXXcm以上の仕様は3本との記載があった気がします。)

縦桟と追加分の固定金具、積雪用プレート、縦桟固定金具及びそれ用のボルト・ナットセットは購入し、新たに設置した。

軒カバーも万力やハンマーを駆使して修正したが、1本だけ購入し真ん中で折れ曲がったものは修正して予備部品とする。

基本的に上のダミーパネル周辺のゆがんでいない部品と新品部品を修理箇所に使用し、ゆがみを修正下部品をダミーパネル側で使用する。




修理作業(取り付け偏)



とりあえず1系統止めているので壊れた箇所の復旧から始める。

縦桟(縦ラック)の高さ調整。

具体的には新品の工事と同様にナイロン糸を縦桟(縦ラック)の両端に固定し少し張ってその糸の高さに縦桟(縦ラック)のパネルが載る位置を調整する。

高さ調整において高さ調整ボルトで追いつかない場所はアルミ缶を切断したものなどを利用した。(通常はアース金具というプレートを使用して微調整する。アース効果があったほうがいいのでアルミ素材でズレたりしても脱落しないように純正の形状を参考にし穴を空けてボルトに通したり機能的な配慮もしている。ただ板を乗せているだけではない。)

追加した縦桟(縦ラック)の蓋はアルミ缶のアルミ板を使用し、純正品を型取りした。(縦桟キャップのネジはホームセンターで同様のものを入手可能だが純正品を購入。)

太陽光パネルを載せる段取りが出来たので新品の工事の手順に従って太陽光パネルを載せていく。

通常と上下逆。(通常は軒側から位置決めし、軒側から固定していくが今回は棟側の位置が決まっているので棟側へ押し込みながら(押さえつけながら)軒側を固定する。)

一応作業手順書はあるのでそれに従う。(パネル固定金具の飛び出したボルトでパネルを傷つけない注意やパネルの接続した配線の固定方法など。配線の固定にはビニールバインド線ではなく取り外し時に切断した針金を再利用した。)

パネル設置後、軒カバー、間カバー、サイドカバーを取り付けて元通りに組み上げ完了した。

その日の夜間に接続箱のオフにしておいた系統のスイッチをオンに入れなおした。



復旧修理後の様子



明らかに1系統分の発電量が復帰して全体の発電量が戻った感じだ。

テスターを使用して調べたりしていないが、取り外した逆の手順でマニュアルにも沿った形で復旧修理したので不安要素は全くない。(電気的にも強度的にも。)

むしろパネルの支点が増えた分(耐加重が増して)、前より安心感がある。

しかしガラスの耐加重など変更できない要素もあるので冬の雪おろしはできるだけやっていくつもりです。



ダミー部分の復旧



実は破損箇所の修理中、ある倒産品を取り扱う会社で○芝パネルがあるという情報を入手した。

インターネットの中古扱い業者やリサイクル業者、オークションなどでもなかなか○芝パネルは出てこなくて、ダミー部分はパネル無しの状態で冬を越すことを想定していた。

時々オークションで見たが、競り負けて入手できずにいたので3枚揃えるのには相当時間がかかることを覚悟していた。

なので見てみる価値はあると思い、作業を中断して現物を見に行った。(近距離ではない。中距離、自分にとっては長距離。)

タイミングが悪く新品パネルは1枚も無かったが、中古パネルが新品パネル見積もりの半額以下。

かなり悩んだが保留にして一旦帰宅。

修理作業しながら悩んでいた。

あまり長期に迷っていて売れてしまったら、いつ次のパネルが入荷するかもわからない状況。

相変わらずインターネットでは見つからず。

修理作業終了した時点で買うことを決め、数日以内に購入する約束をし現物の予約確保をしてもらった。

地元の○芝太陽光発電工事を扱う工事店数箇所に電話し、パネルの空きダンボールがないか聞いてみた。

1箇所だけ現場にダンボールがあるかもしれないが雨晒しでダンボールがぐちゃぐちゃかもしれないけど欲しかったら貰えるというところがあった。
一旦仮予約しておいた。
他に県をまたいで○芝太陽光発電工事を扱う工事店数箇所に電話してみたが全部あっさり断られた。

最後にパネルを注文しなかったことなどで引け目を感じている△△株式会社の営業担当に連絡してみたところ、まだ工事に入るのが1ヶ月以上先のパネルを出してダンボールを貰えることになった。(なんで最初からここへ頼まなかったのか。)

仮予約した地元の工事会社にお断りとお礼の電話をした。

職人の都合やこちらの購入に向かう日程の都合を掏り合わせ、職人が事務所に帰って来てから帰宅までの間にダンボールを外に出しておいて貰って、夜中購入に向かう足でダンボールを貰うことになった。(最悪ダンボールのみ引き取りに向かうのもありかと思っていたが、都合よくいい調整ができた。)

そしてダンボールを引き取りがてらパネルを購入しに2度目の長距離ドライブ。(ほんの少し大回りだが2度手間(各々1往復する)よりはかなりありがたい。)

購入前にテスターを使って通電のみ確認させてもらった。(妄想のダミーパネル利用が可能かどうか。)

そして購入。帰宅。

ダミー部分も中古パネルと修正部品を使用して復旧修理できました。

棟側で一番加重の心配のいらない場所なので多少ゆがみが修正できていなくても(かなり神経質に修正しましたが)固定さえしっかりできていれば元と同じ効果を狙えます。(曲がったりねじ山の破損のあるボルトは修正しないで新品を使用しました。)

軒カバーの半分折れ曲がったものは修正して使える状態になったが、新品の軒カバー1つ購入した分余るので予備にします。
(修正跡が見えても棟側に使用するので外から見えないのだけど。)



というわけで冬を迎える前に全体の修復が完了しました。

破損から修復まで9ヶ月以上1系統分の発電量が低い状態でした。

修理に取り掛かってから修理完了まで1ヶ月以上。
素人が必要以上に念を入れながらの作業、部材探しや部材の修正、新規の補強対策(耐加重増強)工事などで全てお膳立てした状態でも時間が掛かるところ更に時間を費やして修復工事が完了しました。

来年にダミー部分の修理を持ち越ししていたことを想像すると一気にやってしまえて良かったと思います。
ダミー部分を放置して冬を迎えるのも怖かったです。



実際の修理



という長い夢を見ていましたが、今後のメーカー保障の件もあるし素人がいらんことをしてシステム全体を台無しにするのが怖いので実際は8月末に511,469円の修理代を支払い、うちのシステムを熟知しているプロに修理してもらっておりました。工期は2日間。


せめてダミー用に250wパネル3枚にしてダミーを修理用に持って来て欲しかったが、240wパネルの在庫がある為、〇芝の許可が得られませんでした。(修理用に240wパネルはある程度確保しているようです。在庫が無くなったら250wパネルにシフトするのかも。)

仮に5枚を250wで修理したとしても、9.84kwが9.89kwになるだけなので10kwを超えることもありません。(修理による変更申請などが必要になるかもしれませんが。15枚250wに変更しても9.99kw。)

妄想のように安く理想的な工事ができればよかったのですが、そんな甘くはいかず高くついてしまいました。

それを少しでも回収する為と約1年間1系統分の売電量を減らしてしまった穴埋めの足しになればと思い、ソーラープレミアムに申し込みました。

まあ結果オーライということで。



結果オーライではなくなったこと



ダミー用のパネルを1系統に移動したことにより(新品パネル5枚を修理入れ替えした為)、1から4系統の各出力(パネルの性能)の平均が取られていた状態だったのが、1系統だけ平均値ではなくなってしまいました。(おそらく。もうそんなこだわりは捨てざるおえません。もうどうしようもできないので。計算して平均値から逸脱した結果を見ると更に脱力感に見舞われるので計算もしません。面倒臭くなりました。新品と交換しても平均になる可能性はほとんどありません。)
工事終了時点からすでに5から8系統の平均は取れていない状態にされたので、今回の修理でパワコン2つ供に入力される各系統の出力の平均は取れていない状態になりました。

影などの影響があるシステムの場合、各系統の入力はばらばらになるのでこんなこだわりは意味がないといえばそれまでです。




妄想の続きと破損パネルについて



ダミーパネルに加えて雪害により枠がゆがんでガラスにヒビが入ったパネルもバッテリー充電構想の部材になりました。(破損パネルは通電(わずかながら発電も)しています。)
構想内容については前に書いたのでここでは割愛しますが、総発電量が多いほど夜間や天候不良の際に活躍できる場が広がるのでどうにかしたい。
枠のゆがみは長めの鉄板などを当てがって万力で締めていけば修正できるような気がしますが、細かいヒビの入ったガラスはそのまま利用するしかありません。
強化ガラスの修理などを調べてみましたが、発電セルの付いたガラスの修正などは出てきませんでした。
ヒビに流し込んで接着する樹脂(透明)での修正が一番現実的ですが、ヒビが細かすぎてうまくいくかわかりません。
このまま使用してもいいのですが、衝撃を与えると細かいガラスの粒が落ちてくる状態です。
上から透明のアクリル板などを当てがって下からも何らかの補強するのが理想的かもしれません。
台風の風や積雪のことも考慮した設置を考えなければいけません。

ポータブル式のように台風や降雪の際にしまっておける構造も視野にいれなければいけません。

一番理想的な取り付け方法はベランダ物干し台(後付け用)に物干し竿を固定し、その物干し竿にパネルを固定するもの。
ネットで見たのだがかなりスマートでかっこいい。夏の日よけにも一役買う。

出したり片付けたりを前提ならポールを三角柱状に組み合わせて製作したものを横に倒した状態の物の上に乗せるものがスマートだった。

あとベランダの手すりに蝶番で固定し、使うときは立てて手すりと反対側に支柱をかませて使用し、使わないときは手すりに沿って倒して固定する案。(スマートでいいが、高さを稼ぎたいのを解消できないのと仕舞った際の固定方法でいい案がなく、台風の風などに抵抗になることを考えると微妙。家の外壁から立てる構造にしたら仕舞った時に外壁と一体化して風に対して良さそう。)

などと妄想のみで実行できておりませんので、余ったパネルの電力を利用しての融雪案は宙に浮いています。

人的に雪おろしをがんばります。





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