電圧上昇による出力抑制について

出力抑制



発電のピーク付近で出力抑制のアイコンが頻繁に出ている。

最大発電量が10Kwhを超えているのならば仕方ないとも思えるが、6とか7Kwhの発電量なのに抑制されている。

東南向き斜面なので午前に最大発電のピークがくる。

出力抑制のマーク(太陽光発電モニター)が出ている間、発電していても送電されず売電できていない状態なのでかなりのチャンスロスとなっている。

電圧上昇による出力抑制の履歴も太陽光発電モニターに残っている。(10件まで。10件以上は古い履歴から上書きされていく。)

こんなもったいないことはないので〇〇電力に連絡し、対策をお願いした。


〇〇電力での調査



まず、売電メーターに記録装置を取り付け1週間データを取る。

その後持ち帰りデータを解析、出力抑制の実態を調べる。

そして対策を検討する。 という流れ。


連絡後、記録装置を取り付け1週間の記録をとってもらったが、たまたまその装置を付けていた期間は出力抑制が発生しなかった。

曇りの日が多く発電がピーク付近になることがなかったので出力抑制が発生しなかった。

少し間を空け再び装置を付けてもらい調べてもらった。

何度か出力抑制が発生している事実を把握してもらった。

発電所から電気が我が家にたどり着く経路(どの地域と経由しているとか)の違いや途中で大型商業施設や工場があるかなしかとか色々な条件で出力抑制が発生しやすい径路と発生しにくい径路があるらしい。

太陽光発電のパンフレットなどでも寒冷地での直列○枚では電圧上昇しやすいとか注意書きがあったような気がする。
工事前にそれも踏まえて各系統を見直しし、回避している。

対策①



とりあえず、最初に提案された回避方法としてパワーコンディショナーの最大出力設定値を108Vから109Vに変更するように(してもいいという許可が下りた)提案された。

自分で設定してもいいが、念のため電気設備屋にやってもらった。

その後様子見していたが出力抑制は収まっていない。

電圧上昇による出力抑制1.png

対策②



インターネットで出力抑制などを調べてみると、電線の太さと電圧の規格が記載されているページにたどり着いた。

電圧に合った規格の電線じゃないと送電時に抵抗が生じて出力抑制が発生するとかの記載もあった。

外へ出て電柱から家までの引き込み線を見てみる。

購入用の電線は太陽光発電工事前の40kw契約時のままで、それと同じ太さの電線で売電用メーターと電柱がつながっていた。


調べたことや現状の電線のことなどもふまえ、パワーコンディショナーの設定変更だけでは出力抑制が収まっていないことを相談した。

後日、適正から少しオーバースペックの太さの電線に交換してもらえることになった。

発電のない夜に工事してもらいたいのだが、そんなことはやってもらえるはずもなく普通に予定の日程と時間を相談してやってもらった。

こちらの希望としては出来れば雨か曇りで朝一か夕方最終の発電が一番少ないと思われるところでやって欲しいところだが、天候などはどうしようもできず時間だけ相談した。

そして送電用電線を太いものに交換作業終了。

メーターから電柱までの引込み線は〇〇電力の所有・管轄なので無償でやってもらえました。

対策後の経過



その後の様子はというと、出力抑制の出現頻度は減ったような気がするが出力抑制が0になったわけではなく時々出力抑制が起こっている。

これは時期によって出力のピークの出方なども変化するので単純に工事前と後の比較ができない。

来年の同じ時期にどうかを見る必要がある。

電線を交換してもらっても出力抑制が出るのでメーターからブレーカーまでの線やブレーカーからパワーコンディショナーまでの線などメーターから家の中の配線も太くする必要がでてきた。

これは電設屋に頼んで自腹でやらないといけないので困った。

見積もりだけ取ってみたが結構な金額がかかる。

太陽光発電工事の際、これらのことを知っていて対策してもらっていたらと思うと残念だ。

あちらは何万件とやっている専門だから知っていただろうけど、対策してもらえてないのは残念なことだ。

一般的に5kw前後の工事が多いので10kwでも同じ設計でやったのだろうと予想できる。

こっちもボランティアでやっているわけではなく、売電できなければ意味がないのでその辺の対策も最初からしっかりやってほしいものだ。
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