伸縮式雪切り棒の加工・改良

コンパル ざっくり・雪切くん(メーカー名 商品名)を太陽光パネルの除雪仕様に改良する。



ざっくり雪切くん.png

分解工程



先端の雪切りするポリカーボネート部品と棒の固定用ネジ部分は蝶ネジ・六角ボルトとナットでの取り付けなので簡単に外せる。

持ち手ポールの雪切り部品と逆側に付いている持ち手兼カバー(紐などを付けたりフックに引っ掛ける為の輪がついている持ち手の樹脂)は、ドライヤーで暖めただけでは緩まなかったので、暖めながら小さめのマイナスドライバーを境目に突っ込み、徐々にアルミ棒と樹脂(ポリエチレンかポリプロピレンか何なのかかわからないが少しやわらかい。)をはがしていくと取れる。

新品の場合は接着剤が効いているのでパーツクリーナーやペイント薄め液など溶剤を隙間に入れながらこじると接着剤が緩んで取りやすい。

そして径の大きめの外側のポール、径の小さめの内側のポールに分けられた。内ポールと外ポールの間に2mmほどの隙間が確認できる。


伸縮棒部分の加工・改良
伸縮棒すっぽ抜け防止加工.png
内側ポールの雪切りポリカーボネート部品が付かない側の先端をペンチで広げていく。(外側ポールの内径ぎりぎりまで。やりすぎると伸縮させるときに抵抗になるので外側ポールに入れたまま数回スライドさせて様子を見ながらやる。)

次に外側ポールの樹脂カバーが付いていない側の先端をペンチで狭めていく。(内側ポールの外径ぎりぎりまで、同じくやりすぎると伸縮時に抵抗となって伸縮しにくくなるので内側ポールを入れたまま数回スライドさせて様子を見ながらやる。)

これで物理的にすっぽ抜けが起こらないように加工出来た。(雪切り作業なのですっぽ抜けることはありえないが、T字型雪下ろし棒に流用する可能性があるので加工した。)


先端雪切りのポリカーボネート部分の加工・改良


ざっくり雪切くん 先端部分の改良1.png

棒との取り付け穴だが、平面に対して垂直に蝶ネジ・ナットで固定されている。

パネル上や屋根に置く場合に蝶ネジの持つ部分またはナットから飛び出したボルトが当たってしまう。

それを回避するために現在の取り付け穴と垂直より少し斜め(平面に対して平行近く)に穴を空けて、棒との接続ボルトの飛び出しをほぼ横向きにした。

穴空けの方法はハンダごての熱で溶かして空けた。(ドリルでやりたいところだが割れたりヒビが入ると嫌なので。)

熱した金属棒(先端の鋭利なもの、+ドライバーや目打ちなど)で穴あけした方が微調整しやすくボルト径より少し大きい穴が空けられたかもしれないが、ハンダごてでやったので微調整しにくく2回りほど大き目の穴になってしまった。(蝶ネジのボルトとの境目の径よりは小さいので問題ないが。もちろんナット径より小さい。ワッシャーもかませるので全く問題ない。)

溶けてバリとなったポリカーボネートは再接着せず、手でぽろりと取れる。若干分厚くなった穴の周辺はヤスリで削って滑らかにした。

平行に穴を空けたかったが平行部分に補強用と思われる張り出しがあったのでそれを避けてぎりぎりに穴を空けた。

さらに念を入れてボルトのはみ出し部分にゴムシートを貼った。

正直、最初の穴から水平方向に取り付けできなかったので蝶部分とナットからはみ出しているボルトが飛び出した状態なので満足いく仕上がりではない。
最初に付いている状態から蝶部分とはみ出しボルトにゴムシートを貼るのと大差ない。
ゴムシートが掏れたり外れるようならば、ボルトを短いもの(蝶ネジはやめて六角ボルトなどで)にして置いた状態でボルトのはみ出しがないようにしなければならない。


伸縮棒の伸縮時任意の長さで固定する部品



伸縮棒の固定部品(伸縮させて任意の長さで固定するネジの部品)もゴムシートを貼って(何らかの拍子でガラス面や屋根に当たってもいいように)当たりをやわらかくした。


再組み立て



そして元通りに組みなおした。

持ち手兼カバーや伸縮時ポールを固定する部品は接着剤(合成ゴム系接着剤、コニシボンドなど)を使用し接着した。




ちゃんちゃかちゃん。

使用していくうちに更に改良が必要になったらどんどん改良して使いやすくしていきます。

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